アメリカのIT専門メディアは、アップルの新たな折りたたみ式スマートフォン「iPhone Duo」と、韓国・サムスンの「Galaxy Z Fold 8」の性能を比較する記事を掲載し、両社の競争が激化していると報じました。両機種は画面の縦横比が似ており、価格差も約1万5500円(100ドル)にとどまることから、市場において直接的な競合になるということです。
端末の厚さについては、サムスンの「Fold 8」が折りたたみ時で9.7ミリ、展開時で4.5ミリと、アップルの「iPhone Duo」(折りたたみ時11.3ミリ、展開時5.2ミリ)よりも薄く設計されています。
一方で、防塵性能には明確な違いがみられます。折りたたみ式スマートフォンで課題とされてきた防塵性について、「Fold 8」は砂粒以上の大きさの粒子にしか対応していないのに対し、「iPhone Duo」は完全な防水・防塵性能を備えているとしています。
カメラ性能については、両機種ともに望遠レンズは搭載されていません。メインカメラは「iPhone Duo」が4800万画素、「Fold 8」が5000万画素となっています。また、外側の自撮り用カメラは「iPhone Duo」が1200万画素、「Fold 8」が1000万画素です。
バッテリーの充電速度では、「Fold 8」が30分で73%まで充電できるのに対し、「iPhone Duo」は30分で50%にとどまるということです。しかし、ワイヤレス充電においては、アップルが独自のマグネット式充電機能に完全対応している点で優位性があるとしています。
端末の価格は、「Fold 8」が約29万4500円(1900ドル)、「iPhone Duo」が約30万9800円(1999ドル)に設定されています。
専門メディアは、消費者の多くは現在利用しているOS(基本ソフト)を継続する傾向があるものの、アップルは高い耐久性や洗練された操作画面を強みとして、これまでAndroid端末を利用していたユーザーを積極的に取り込む方針だと分析しています。高価格帯のスマートフォン市場において、耐久性や操作性が消費者の選択を大きく左右する要因になるということです。
