アップルは、折りたたみ式スマートフォン「iPhone Duo」の発売を前に、開発者コミュニティが同端末の大きな画面を活用したアプリの対応を急速に進めていると発表しました。初期のレビューで指摘されたサードパーティー製アプリの対応不足について、同社は「驚くべき対応」を得ているとしています。
内側ディスプレイの特長と開発者の対応
アップルによりますと、開発者らはiPhone Duoの柔軟な使い方を生かし、新しい体験の創出を進めているということです。内側のディスプレイは「iPhone 18 Pro Max」と比べて50%大きく、さまざまな姿勢で使用できる点が特長です。開発者はこうした特性を生かし、写真や思い出の記録・共有、動画配信の視聴、ゲーム、マルチタスクなどの分野でアプリを強化しているとしています。
アップルのワールドワイド・デベロッパー・リレーションズ担当バイスプレジデント、スーザン・プレスコット氏は「開発者コミュニティからiPhone Duoへの反応は驚くべきもので、大きな画面と新しい操作方法をいかに早く取り入れたかに感銘を受けている」とコメントしました。
発売日に合わせたアプリの紹介
アップルは、新端末の発売日にあたる今週金曜日、App Storeで優れたiPhone Duo向けアプリやゲームを紹介する方針です。
主な対応アプリは以下のとおりです。
- 動画配信:Netflixは外側の画面で「Clips」を閲覧し、端末を開くと内側の大画面で視聴を継続できるということです。Prime Videoは端末を半分折りたたむと、上半分でコンテンツを再生し、下半分に出演者情報などを表示します。Paramount+は再生操作や番組検索の機能を拡充しました。
- スポーツ:MLBとPGA Tourのアプリは、ライブ試合やハイライト、リアルタイムのスコアや統計を大画面で表示します。MLBの担当役員は「ファンが試合とデータを同時に楽しめる新しい形を提供できる」と述べています。
- ビジネス向け:MicrosoftのWordとOutlookは今後数週間でデスクトップ並みの体験を提供する予定です。Zoom、Slack、Salesforceも独自のアップデートを準備しているということです。
- その他:Fantastical、Notewise、Things、Bear、Instagram、Edits、VLLOなどのアプリや、Apple Arcadeのゲームも新形態に対応します。
アップルは、内側ディスプレイを縦向きと横向きの両方で試し、より快適な表示を確認することを推奨しています。サードパーティー製アプリは、いずれかの向きに最適化されている傾向があるためだということです。
