アンカーは、同社のモバイルバッテリー「PowerCore 10000」の自主リコールを発表した数日後、新たに5つのモデルを対象にした世界的なリコールを発表しました。
アンカーによりますと、今回の措置は社内品質保証システムの改善を受けた予防的なものであるとしています。故障のリスクは低いとしながらも、慎重を期してリコールを実施する方針です。リコール対象となる5つのモバイルバッテリーは、同じサプライヤーから供給されたリチウムイオン電池を使用しているということです。
リコール対象の5つのモデルは以下の通りです。
アンカーは、製品のモデル番号とシリアル番号を確認するようユーザーに求めています。シリアル番号は通常、製品の側面または背面に印字されているとしています。
これらのモデルを所有している場合、アンカーはすぐに使用を中止することを推奨しています。バッテリーが過熱し、溶解や煙、さらには火災を引き起こす可能性があると警告しています。
【影響を受けるかどうかの確認方法】
ステップ1:モデル番号を確認してください。モデル番号はモバイルバッテリーの背面または側面にあります。以下のモデル(A1257、A1647、A1652、A1681、A1689)に該当する場合は、ステップ2に進んでください。
ステップ2:シリアル番号を確認するか、購入証明をオンラインリコールフォームに提出してください。フォームURLは、http://www.anker.com/rc2506-form です。
注意:シリアル番号の文字や数字を慎重に確認してください。特に「1」、「L」、「l」、「2」、「Z」などの文字は混同しやすいです。影響を受けるシリアル番号には「O」や「I」の文字は含まれていません。
アンカーは、影響を受けることが確認された場合、リコール申請フォームを記入する際に2つの補償オプションを選択できるとしています。無料の交換製品を受け取るか、アンカーのウェブサイトで使用できるギフトカードを受け取ることが可能です。
【交換および廃棄の指示】
「PowerCore 10000」のリコールと同様に、アンカーは交換の対象であることが確認されるまで、モバイルバッテリーを廃棄しないよう顧客に求めています。
同社は、リコールされたリチウムイオン電池は、通常、自治体の有害廃棄物収集サイトなどの認定施設に持ち込む必要があると強調しています。リサイクルボックスやドロップオフボックスでは、安全に処理することができません。