アンソロピックは、接続したアプリをまたいでタスクを自発的に管理し、メールやカレンダーを把握したうえで、アプリを閉じた後も作業を継続できる新しいAIアシスタント「Claude Duet」を発表しました。
常時稼働のAIエージェント
アンソロピックは、常時稼働型のAIエージェント「Claude Duet」を発表しました。現在、米国のProおよびMax契約者を対象にリサーチプレビューとして順次提供を開始しており、ウェイトリストを通じて段階的に利用枠を拡大するということです。
この機能は追加料金なしで利用できますが、バックグラウンドで実行される作業を含め、既存プランの利用上限に算入されます。同社は、チャットのみの場合よりも早く上限に達する可能性があるとしています。
同社は新しい自発型AIアシスタントについて、次のように説明しています。
「Claude DuetはClaudeのリサーチプレビューで、人にメッセージを送るのと同じようにメッセージを送ることができます。必要なことを文字や音声で伝えると、接続したアプリ内で作業を行い、対応が必要な事項を通知します。また、メッセージの送信、支払い、書類への署名、データの削除などの操作の前には確認を求める設計です」
同社によると、招待は複数回に分けて送付されるということです。また「Claude Duetは現在TeamおよびEnterpriseプランでは利用できません」としつつ、将来的にこれらの契約者にも提供を拡大する方針です。
既存のClaudeと記憶・スキルを共有
アンソロピックによると、Claude Duetは通常のClaudeと同じ記憶、スキル、コネクターを使用し、過去の会話を検索できるため、ユーザーが同じ内容を繰り返す必要はないということです。
Claude Duetは独自のクラウド上のコンピューターで稼働するため、ユーザーがアプリを閉じた後も作業を継続できます。
さらに、決済サービスのStripeと連携して未払いの請求書を確認し、支払いリマインダーの下書きを作成できるほか、LinkやShop Payと連携し、ユーザーの承認を得たうえで購入を行うことが可能です。
タスク管理と対応端末
Claude Duetのサポートページによると、専用の「Tasks」タブで進行中の作業を確認し、対応が必要なタスクを把握できるということです。
また、タスクが完了した場合や判断が必要な場合には、メインの会話に更新情報が送信されます。重要な点として、タスクを完了済みにできるのはユーザー本人のみです。
アンソロピックによると、Claude Duetは「Claude Opus 5.5」を基盤とし、招待を受けたユーザーはiOSおよびAndroid向けの単体アプリ、またはウェブ版「claude.ai」で利用できるということです。
