韓国のIT大手サムスン電子が展開するスマートウォッチ「Galaxy Watch」について、利用者の間でバッテリーの消費が通常よりも早くなっているという報告が相次いでいることがわかりました。一部の利用者は、最近行われたソフトウェアの更新が原因ではないかと指摘しているということです。
Galaxy Watchシリーズは、通常であれば長時間のバッテリー駆動が可能とされています。最上位機種の「Ultra」では1回の充電で3日から4日程度使用できるほか、その他のモデルでも安定した稼働時間が確保されています。
しかし、海外のインターネット掲示板などでは、最新のセキュリティ対策に関する更新プログラムを適用したあと、バッテリーの減りが早くなったという書き込みが複数寄せられています。ある利用者が公開したデータによりますと、端末内の「Google Play開発者サービス」というシステムが、全体の16.5%という高い割合で電力を消費していることが確認されたということです。
この現象は、特定の機種や地域に限らず、複数のモデルで報告されています。一方で、バッテリーの消費具合に変化はないとする利用者もおり、影響の範囲はまちまちとなっています。
専門メディアなどは、こうした問題が発生した場合の一般的な対処法として、システムのキャッシュ(一時データ)を消去し、端末を再起動することを推奨しています。それでも改善しない場合は、端末側またはサーバー側のシステム更新が影響している可能性が高いとみられています。
この問題は、血圧測定機能に関するアップデートの配信時期と重なっている可能性も指摘されていますが、現時点でサムスン電子は公式な見解や対応策を発表していません。原因の究明に向けた今後の対応が注目されます。
