グーグルは、複数の小売店の商品をまとめて管理できる「ユニバーサルカート」の米国での提供を開始したと発表しました。検索結果やChrome、Geminiアプリなどにカート機能を組み込み、購買体験の一元化を目指す方針です。
主な展開内容
- 検索結果やgoogle.comのホームページ、デスクトップ版Chromeの新しいタブページにカートアイコンを表示
- モバイル版ではAndroid向けGoogleアプリのプロフィール切り替えボタンの左側にカートアイコンを配置
- AIモードのホームページやGeminiアプリのアカウントメニューにも「カートと注文」を追加
- 商品ページに「カートに追加」ボタンを設置し、複数小売店の商品を保存可能に
この「インテリジェント・ショッピングカート」は、2026年5月のI/Oカンファレンスで「グーグル上のショッピングのハブ」として予告されていたものです。買い物の整理や、複数の小売店から気に入った商品の追跡、プロモーションの把握、独自の決済プロトコル「ユニバーサル・コマース・プロトコル」によるスムーズな精算を支援するとしています。
ユニバーサルカートは、複数店舗の商品の在庫状況の変化を自動で追跡し、値下げ通知を提供する機能も備えています。購入時にはプロモコードを表示し、Googleウォレットのどの決済方法が最も特典を得られるかを強調表示するということです。ナイキやターゲット、ウォルマート、Shopify加盟店などでは、グーグルの画面から直接購入できるとしています。
一方で、カートアイコンの表示位置が目立ちすぎるとの指摘もあります。購入と無関係な検索結果でも店舗ページのような印象を与え、初めて見た際に違和感を覚える可能性があるということです。