韓国のサムスン電子は、アメリカ市場において、価格を抑えつつ性能を高めた新型スマートフォン「Galaxy A37」および「Galaxy A57」の販売を開始したと発表しました。
同社によりますと、販売価格は「Galaxy A37」が449ドル(約6万9500円)、「Galaxy A57」が549ドル(約8万5000円)となっています。これらの端末は、低価格帯でありながら高い性能を備えた主力モデルとして位置づけられており、これまでの販売動向から、2026年に世界で最も売れるスマートフォンのひとつになる可能性が高いとみられています。
両機種は基本的なデザインを共有しており、5000万画素のメインカメラ、800万画素の超広角カメラ、500万画素のマクロカメラを搭載しています。また、いずれも6年間の基本ソフト(OS)の更新が保証されるということです。
性能面では、「Galaxy A37」が自社製の半導体「Exynos 1480」に6ギガバイトのメモリと128ギガバイトの記憶容量を搭載しています。一方、「Galaxy A57」はより処理能力の高い「Exynos 1680」と8ギガバイトのメモリを備えており、この大容量メモリを活用して追加のAI(人工知能)機能を利用できるとしています。
サムスンの公式ウェブサイトで購入した場合、早期購入の特典として専用のケースが無償で提供されるということです。本体カラーについては、「Galaxy A57」がネイビーの1色、「Galaxy A37」がラベンダーとチャコールの2色展開となっています。また、旧機種の下取り額は最大180ドル(約2万7900円)に設定されており、ワイヤレスイヤホンなどの周辺機器を割引価格で同時購入できるキャンペーンも実施する方針です。
現在、スマートフォンの低価格帯市場では、メモリや記憶媒体の部品価格が高騰しており、各社の価格戦略に影響を与えています。競合するアメリカのモトローラも今週、主力モデルの価格を一律で100ドル(約1万5500円)引き上げました。サムスンの今回の価格設定も従来よりやや高めとなっており、市場では他社の競合モデルとの販売競争が一段と激しくなるとみられています。
