サムスンは、Galaxy Z Flip 7にDeX機能を導入すると発表しました。これにより、Galaxy Z Flipシリーズで初めてデスクトップのような体験が可能になります。
DeXはサムスンのAndroid上でのデスクトップ体験であり、Galaxy S25 UltraやGalaxy Tab Sシリーズなどでファンに人気を集めてきました。GoogleもDeXを基にして独自のAndroidデスクトップバージョンを開発中であると、5月のI/Oで明らかにしました。しかし、これまでGalaxy Z Flipシリーズには搭載されていませんでした。
詳細はまだ少ないですが、Galaxy Z Flip 7の所有者は「互換性のあるスクリーン」と接続することで「PCのようなツール」を利用したマルチタスクが可能になるということです。これは有線または無線での接続が可能であると考えられますが、サムスンは事前のブリーフィングで有線接続を推奨しているとしています。
ただし、DeXモードを使用するには電話を開く必要があるという制約があります。クラムシェル型の電話をデスクトップドックに置いて即座にPCのような体験に切り替えるというアイデアは魅力的ですが、この使い方には電話を開く必要があるということです。それでも、Flip 7の所有者にとってはSペンがFold 7にはないものの、新しい生産性ツールが手に入ることになります。
Galaxy Z Fold 7、Flip 7、Galaxy Watch 8の予約注文はSamsung.comで開始されており、最大1000ドル(約15万5000円)のトレードインバリューや、最大150ドル(約2万3000円)相当のストレージアップグレード、さらに9to5Googleのリンク経由での注文で50ドル(約7750円)のサムスンクレジットが追加されるとしています。