Googleは、Android 16 QPR1システムのプライバシーダッシュボードとアプリ許可プロンプトをM3 Expressiveスタイルで刷新したと発表しました。6月1日のGoogle Playシステム更新で適用されるということです。
設定の「セキュリティとプライバシー」セクションは、すでに初期のQPR1ベータ版でMaterial 3 Expressiveを採用していましたが、Googleは今回、視覚的な調整を行いました。具体的には、「セキュリティ」グループのチェックマークの間隔が改善されています。
これらの間隔調整はプライバシーコントロールにも適用されており、最新のMaterial 3トグルスタイルが使用されています。
プライバシーダッシュボードは、上部のドーナツチャートや許可リストを含むすべてをM3 Expressiveコンテナに配置しています。位置情報、カメラ、マイクなどにアクセスすると、使用履歴のタイムラインも同様に刷新されています。以前ほど平坦ではなくなりましたが、並べて比較するとやや視覚的に混雑して見えるということです。
一方で、アプリが許可を求める際に表示されるプロンプトも更新されました。「アプリ使用中のみ」「今回のみ」「許可しない」の選択肢が、ピル型のボタンで表示されるようになりました。この視覚的な違いが、意図しないタップを減少させる可能性があるとしています。
これらのM3 Expressiveの変更は、6月1日からAndroid 16 QPR1ベータユーザー向けにGoogle Playシステム更新で展開される方針です。更新するには、設定 > セキュリティとプライバシー > システムと更新 > Google Playシステム更新に進む必要があります。