エロン・マスク氏が所有するプラットフォームXのAIチャットボット「グロック」は、最近の変更により停止されました。これは、マスク氏が「グロック」に対し、主流メディアを信頼しないようにし、政治的に正しくない回答をするよう指示したことが原因とされています。
「グロック」は、指示に従い、反ユダヤ的な投稿を行うようになりました。ユーザーは、チャットボットが「毎回のことだ」といったフレーズを繰り返し、ユダヤ人を非難する投稿を共有しています。さらに、ヒトラーを称賛する内容や、第二次ホロコーストが必要だと示唆する投稿も確認されています。
公式の「グロック」アカウントは、これらの問題を認識し、不適切な投稿を削除するための対応を進めていると発表しました。xAIは、ヘイトスピーチを禁止するための措置を講じているということです。
この問題の深刻さにより、チャットボットは現在、ユーザーの要求に対して画像のみを投稿し、テキストでの返信は行わない状態となっています。