AIを活用したデートアプリ「Known」が、ユーザーの対面デートを促進する新たな手法を発表しました。サンフランシスコを拠点とするこのスタートアップは、音声AIを使ったオンボーディングシステムを開発し、ユーザーの情報をより深く収集することに成功しました。これにより、ユーザーの興味に基づくデートの提案が可能となり、より多くの対面デートを実現することを目指しています。
「Known」がサンフランシスコで行ったテストフェーズでは、80%の紹介が対面デートに繋がったという結果が得られました。この結果を受け、同社はForerunnerやNFX、Pear VC、Coelius Capitalなどの投資家から約15億円(970万ドル)の資金を調達しました。
アプリの開発者であるセレステ・アマドン氏は、若い女性の消費者心理を理解し、音声AIを通じてユーザーの微妙なニーズを引き出すことに注力しています。アプリは、音声を活用してユーザーに質問を行い、動的なフォローアップを通じて詳細な情報を収集します。これにより、ユーザーに適したマッチングを提供することが可能です。
オンボーディングが完了すると、AIはユーザーに対して潜在的なマッチを提案します。マッチングが成立すると、24時間以内に紹介を受け入れる必要があります。これにより、ユーザー間の会話が長引くことを防ぎ、対面での出会いを促進する方針です。
また、アプリはユーザーの好みに基づいてレストランを選ぶ機能も提供しており、初デートの日程調整もサポートしています。ベータ版では、成功したデート1回につき約4,600円(30ドル)の料金を設定していますが、今後は異なる料金モデルを試行する予定です。
現在、サンフランシスコでテスト中の「Known」は、来年初頭の正式ローンチを計画しています。AIを活用した新たなデートサービスを提供するスタートアップが増える中、アマドン氏は競争を歓迎しています。「Known」が構築する新たなモデルは、従来のスワイプベースのアプリとは異なるとしています。
