Appleは11月3日、App Storeの年齢区分の基準を改定すると発表しました。位置情報を共有するアプリや、デート・恋愛関係のサービスを提供するアプリは、最低でも18+と表示することが求められます。AIのバーチャル恋人とやり取りできるアプリも、成人向けの区分に含まれることになります。
ポイント
- 位置情報共有アプリとデート・恋愛系アプリは最低18+が義務付け
- AIのバーチャルパートナーとの性的・恋愛的なやり取りも対象に明記
- 開発者は11月16日からApp Store Connectで自己申告を開始
- 全アプリは2027年1月12日までに申告を完了する必要
- ブラジルでは位置情報共有はA16、デート・恋愛機能はA18が必須
申告の仕組みとスケジュール
11月16日以降、開発者はApp Store Connectでレーティング用の質問票に記入する際、自社アプリに位置情報共有が含まれるか、デート機能やAIコンパニオン機能があるかを自ら申告する必要があります。
すべてのアプリは遅くとも2027年1月12日までにこの申告を完了しなければなりません。その後もアップデートを提出するたび、またはレーティング用の質問票を変更するたびに、同じ手続きが必要です。
対象となる機能の定義
位置情報共有とは、他のユーザーやグループと現実世界の位置情報を共有することを指します。
デートや恋愛関係については、実在のユーザー同士のマッチングだけでなく、「性的またはロマンチックなコンテンツとやり取りできる仮想パートナー」も対象に含まれます。AIの恋人と会話できるアプリは、明確に成人向けの区分に入ることになりました。
実際の相手とのデート機能やAIによる恋愛機能を持つアプリは、最低レーティングが18+に固定されます。一方、位置情報共有系のアプリは地域によって扱いが異なります。
ブラジルでの扱い
ブラジルでは、位置情報共有を含むアプリはA16のレーティングを取得しなければならず、デート・恋愛機能を含むアプリにはA18が義務付けられます。
開発者が納得できない場合、たとえば親子向けの位置情報共有だけを目的としたツールなどは、ブラジル司法・公安省にレーティングの引き下げを申請できます。
新規則では、対応の責任が開発者側に求められることになります。友達作りや寄り添いを売りにするアプリは、より厳しい審査の基準に直面することになりそうです。