The Browser Companyは、主力ブラウザ「Arc」の提供を2026年12月22日に終了すると発表しました。同社は後継となる新しいブラウザ「Dia」に開発の重点を移しており、ユーザーには約2か月以内の移行を呼びかけています。
Arcの提供終了日と経緯
Arcのデスクトップ版ブラウザは、The Browser Companyの知名度を大きく高めた製品です。しかし同社は、デスクトップ向けウェブブラウザ市場への再挑戦として「Dia」の開発に注力する方針に転換しました。
Arcの開発が事実上停止したことは、昨年5月の時点で明らかになっていました。今回、同社はユーザーが情報を失うことなくArcから移行できる期限として、12月22日を設定したということです。
同社は発表の中で、「Arcを2026年12月22日に終了することを決めた。簡単に書ける言葉ではない。私たちは長年Arcを築き上げ、その過程で全てのリリースを祝してきた。Arcコミュニティとともに作り上げたものに、大きな誇りと愛情を持っている」と述べています。
Diaへの移行を進める理由
発表では、今後の解決策としてDiaを位置づける理由も説明されています。
「私たちの優先事項は、利用者に最高水準のセキュリティを提供することだ。ブラウザの安全性を維持するには、絶え間ない専任の取り組みが必要であり、AI時代においてその負担は増すばかりだ。Diaは今日のセキュリティ基準を満たすよう一から設計されており、今後はエンジニアリングとセキュリティの両チームがそこに注力する」としています。
ArcからDiaへの移行で留意すべき点
The Browser Companyは、ArcからDiaへ移行する際にユーザーが把握しておくべき点として、次の4項目を挙げています。
- Diaは無料で利用可能であること
- 移行に伴うデータの扱い
- セキュリティ面での強化
- 今後のサポート体制
Diaは公式サイトから無料で入手できます。なお、OpenAIは今年、AI中心のブラウザ「Atlas」を終了し、ChatGPTのアプリ内ブラウザに移行しました。Macなどで利用できる代替ブラウザは他にも複数存在しています。
