Googleは、Geminiアプリの「パーソナルインテリジェンス」機能について、Googleマップとの連携を拡大すると発表しました。ユーザーの検索履歴や保存した場所を参照できるようになり、より個別化された提案が可能になるということです。
Googleマップ連携の拡大
パーソナルインテリジェンスは、ユーザーのメールやドキュメント、写真、動画などの情報を活用し、具体的な指示がなくてもGeminiの回答をカスタマイズする機能です。提供開始以来、「検索サービス」の連携アプリを通じて、検索、マップ、ショッピング、ニュース、Googleフライト・ホテルへのアクセスが可能になっていました。
今回の拡大により、Googleマップとの連携が検索履歴と保存場所にまで広がります。Googleが示した具体例では、カレンダーへのアクセスと組み合わせることで「一日に合わせた提案」を行えるとしています。たとえば「行ってみたいレストランのリストがある。今日の会議の後に行くのに最適な場所は?」と尋ねると、最後の会議の場所を確認し、その近くにある保存済みの場所を探し出すということです。
パーソナルインテリジェンスは、gemini.google.com/personalization-settingsから有効にできます。
Google Geminiの公式アカウントは「ユーザーの許可を得ることで、GeminiはGoogleマップの検索履歴や保存場所をGoogleカレンダーとあわせて参照し、一日に合わせた提案ができるようになりました」と投稿しています。
新モデル「Argon」が「Deep Think」を置き換えへ
一方、Googleは新モデル「Gemini 4 Argon」の提供開始に伴い、AI Ultraのサブスクライバーに対し、新モデルが「まもなくDeep Thinkを置き換える」と通知しています。「より深い推論が必要な場合はArgonに切り替えてください」と呼びかけているということです。
現在、Gemini 3.1 Proでは「High」「Medium」「Low」の上に「Deep Think」という思考レベルが用意されています。この特殊な推論モードの最後の更新は2月に行われました。
今回のアプリ内の短い通知では、Deep Thinkが廃止される理由について、基盤となるGemini 3.1 Proモデル自体が退役するためなのか、それともモードだけが段階的に廃止されるのかは明らかにされていません。
