GoogleはI/O 2025において、これまでのGoogle One AI Premium（およびGemini Advanced）を「Google AI Pro」に改称し、さらに上位でより高価な「Google AI Ultra」を発表しました。
Google AI Proは、従来の「AI Premium」から「Google One」の名称を外し、より短く使いやすい名称に変更したものです。アメリカでの月額料金は19.99ドル（約3,100円）です。また、Geminiアプリでは無料版に比べて拡張された機能が利用可能で、1,000,000トークンのコンテキストウィンドウが提供されます。
Google Workspaceにおいては、Gmail、Google Drive、Docs、Sheets、Slides、Meet、ChatでGeminiのサイドパネルやインライン機能が利用可能です。さらに、AI搭載のビデオ制作アプリ「Google Vids」も利用でき、プレゼンテーションスタイルの動画制作に適しています。
Google AI Ultraは、150カ国以上で利用可能で、アメリカでの月額料金は249.99ドル（約38,700円）です。このプランには、WhiskやFlowの利用に適用されるAIクレジットが月に12,500クレジット提供されます。
また、Google PhotosやNotebookLMの最高レベルの機能が利用可能で、30TBのストレージが提供されます。YouTube Premiumも含まれており、個別プランの月額料金は13.99ドル（約2,200円）です。
Googleはこの新しいプランを通じて、技術の自給自足を目指す方針です。