Googleは今週、AIエージェント開発プラットフォーム「Antigravity」の大型アップデートを順次提供しています。新デザインや音声モード、クラウドで動作する遠隔エージェントが追加されました。
ポイント
- Antigravityバージョン2.29を今週から順次提供
- 会話画面を刷新し、プロンプト入力欄を画面下部に移動
- Gemini Liveを使った音声モードを追加
- 有料のGoogle AI Pro・Ultra加入者向けに遠隔エージェントを提供
刷新された会話画面
バージョン2.29では、会話画面が新しくなりました。プロンプト入力欄が画面下部に移動し、画面上部にはGeminiアプリのようなあいさつ文が表示されます。
アプリの標準フォントはGoogle Sansになり、テーマはOnyxが採用されました。
また、単一リポジトリのプロジェクトでは、ブランチとGit worktree(作業用の別ディレクトリ)の選択が1つのメニューに統合されました。エージェントの選択もモデルメニューの中に移っています。
音声モード
既存のマイクの横に、Gemini Liveを利用した新しい音声モードが追加されました。これにより、音声でAntigravityと会話し、エージェントに依頼を渡すことができます。
音声の種類は複数から選べ、速度は0.75倍から2倍まで調整できます。
クラウドの遠隔エージェント
今回の最大の更新は、クラウド上で動作する遠隔エージェントです。有料のGoogle AI ProとUltraの加入者向けに提供されます。
GitHubリポジトリやGoogle Driveのフォルダを使って、クラウド上に遠隔プロジェクトを作成します。分離されたクラウド環境は、ノートパソコンを閉じても作業を続けます。スマートフォンのantigravity.google.com/remoteから操作できます。
Googleは公式Xで「タスクは独立したクラウド仮想マシン上で実行される。タスクを送信し、コーヒーを飲みに行き、スマートフォンから権限を解除し、戻ってくるとテストに合格し、きれいなプルリクエストができている」と説明しています。
バージョン2.29にはこのほかにも主要な更新が含まれています。
