Googleは、M3エクスプレッシブを用いたアプリデザインの刷新を発表しました。これにより、スマートフォン、タブレット、時計などのデバイスにおける統一感のあるインターフェースを目指しています。
M3エクスプレッシブは、Androidの各バージョンにおいて部分的なデザイン更新を受ける中で、インターフェースを一体化し、より統一感のあるものにする大規模なデザイン変更です。しかし、Googleのファーストパーティアプリに関しては、M3エクスプレッシブは段階的な更新にとどまっているということです。
このデザイン更新は、Material 3からの進化を目指したものであり、Material 4ではなく、Material 3.5と呼ばれることもあります。特に、Google Workspaceアプリ(ドキュメント、スプレッドシート、スライド、ドライブ、Gmail、Keep)では、モダン化が進んでいると評価されています。
しかし、検索アプリバーのデザイン変更については、以前のデザインがより普遍的で一貫性があったという意見もあります。プロファイルスイッチャーや検索機能を画面上部に統一することで、より一貫性のあるデザインが求められています。
また、Material Youで採用された高いボトムバーから短いものに戻す決定もありましたが、これによりコンテンツの表示スペースが増えるわけではないという指摘があります。Googleは、ボトムバーのデザインを更新中であり、今後の改善が期待されます。
ナビゲーションについては、Google Chatで期待されていたフローティングボトムバーが実際にはフローティングツールバーとして実装されました。これは、現在のページに関連する頻繁に使用されるアクションを表示することを目的としており、主なナビゲーションコンポーネントとしての役割を果たしていないということです。
コンテナの使用については、情報を際立たせ、インタラクション可能な要素を明確にする利点がありますが、M3エクスプレッシブのインターフェースは過密であるとの意見もあります。
M3Eにおけるボタンのサイズは大きくなっており、Google MeetやClockのストップウォッチがその例です。大きなタッチターゲットは使いやすさを向上させる一方で、デザイン全体とのバランスが課題です。
新しいモーション物理システムによるアニメーションも評価されていますが、M3エクスプレッシブの更新によってGoogleアプリの使用感が大きく変わることはなく、統一感の欠如が指摘されています。
M3エクスプレッシブは、感情を喚起し、機能を伝え、ユーザーが目標を達成するのを助けるデザインです。しかし、現時点では、Googleアプリのデザイン刷新は、コンポーネントの単純な置き換えにとどまっており、根本的な再設計には至っていないということです。
