Googleは、メッセージアプリに関する新機能を発表しました。これには、暗号化方式の強化やデザインの変更が含まれています。
7月19日の更新により、以下の新機能が明らかになりました。
【ベータ版での展開中の機能】
新たなMLS暗号化と詳細ページの再設計が行われました。Universal Profile 3.0により、メッセージングレイヤーセキュリティ(MLS)プロトコルがサポートされ、AndroidとiOS間でのエンドツーエンド暗号化(E2EE)が可能になりました。
また、独立したギャラリー機能が追加され、ユーザーはフルスクリーンのカメラとギャラリーを個別にアクセスできるようになりました。
Material 3の表現力豊かなデザインが導入され、チャットインターフェースや設定ページのデザインが刷新されました。
さらに、センシティブコンテンツ警告機能が追加され、ユーザーが不適切な画像を閲覧する前に削除できるようになりました。
【今後の展開予定の機能】
Key Verifierが発表され、詐欺を防ぐために公的暗号化キーを使用して他者の身元を確認できるようになります。この機能は、今夏にAndroid 10以上のデバイスで利用可能になる予定です。
【最近の安定版での新機能】
グループチャットのカスタムアイコン設定や、全員のための削除機能、通知のスヌーズ機能が導入されました。
また、新しいチャットの連絡先リストでRCSのステータス表示が可能になり、ギャラリーとカメラの再設計により、「オリジナル品質」での送信が可能になりました。
Googleは、これらの機能を通じて、ユーザーの利便性と安全性の向上を目指しています。