Googleメッセージは、RCSの新しいメッセージングレイヤーセキュリティ(MLS)プロトコルのテストを開始したと発表しました。MLSは、異なるRCSクライアントとプロバイダー間でのエンドツーエンド暗号化を可能にするもので、今年3月に発表されました。GSMAとAppleも3月にこのプロトコルの公式採用を発表しました。
Googleメッセージは、RCSのMLS暗号化をテストしており、新しいメッセージの「詳細」画面を導入しています。この画面は、現在のアプローチと異なり、フルスクリーンで表示されます。
画面の上部にはメッセージのプレビューが表示され、「送信済み」や「配信済み」のステータスセクションが設けられ、新しいチェックマークの説明が行われています。Googleは、最新のシングルサークルデザインを使用しており、これはまだ広く利用されていないということです。
また、「送信元」セクションがあり、下部には技術的な詳細が提供されています。
今年初めの解析によれば、「1」は新しいMLSプロトコルを示し、「0」はAndroidデバイス向けのGoogleの既存のアプローチを示しています。
この新しいデザインは、ベータチャンネルで広く展開されていません。MLSに関しても同様で、旧UIではその指示がありません。Appleがいつサポートを開始するかについても明らかにされていません。