米国の移民税関捜査局(ICE)の目撃情報を匿名で報告できるiPhoneアプリ「ICEBlock」が、アップルの米国App Storeのランキングで上位に急上昇したと発表しました。これは、米国司法長官のパン・ボンディ氏の批判が影響したということです。
CNNによると、ICEBlockのユーザーの大半、約2万人は、最近ICEの取り締まりが頻繁に行われているロサンゼルスに集中しているということです。ボンディ氏の発言があった後、月曜日の夜にアプリは急速に拡散し、火曜日の午後には米国で最もダウンロードされた無料iPhoneアプリの一つになったとしています。
ICEBlockを使用すると、利用者は自分の位置から5マイル(約8キロメートル)以内で目撃したICEの情報を合法的に共有することができます。また、利用者の近くでICEの目撃情報があると通知もされるということです。
このアプリは、利用者のデータを収集または保存しない方針で、TechCrunchがネットワークトラフィックを分析した結果、これを確認したとしています。