LineageOSプロジェクトは、Android 17をベースとした最新版「LineageOS 24」を公開したと発表しました。ブラウザ上で作業できる新しい書き込みツールの導入により、導入の敷居が大幅に下がったことが最大の特徴です。古い端末を長く使い続けたい利用者にとって、これまで以上に推奨しやすい選択肢となっています。
導入プロセスが簡素化
LineageOS 24では、新たにオンラインのフラッシュツールが用意されました。プロジェクトの歴史の中でも画期的な改良だと評価されています。
- ブラウザウィンドウ上で作業を完結できるため、従来の書き込み手順が簡略化された
- ファイルをダウンロードし、正しい順序で手順を踏むだけでよい
- 事前にファイルのバックアップや端末の初期化を済ませておく必要がある
- Playストアなどを利用する場合は、書き込み前に「MindTheGapps」パッケージをダウンロードしておく必要がある
同プロジェクトは、将来的にはGoogleの「Android Flash Tool」と同程度に堅牢で簡単な仕組みを目指すとしています。
主な新機能
LineageOS 24は、2026年9月にPixel端末向けに提供されたQPR1で追加された変更の多くを取り込んでいます。
- アプリのバブル機能を追加。最大4〜5個のアプリを画面の左右に格納できる
- 壁紙とスタイルの設定で、アイコンの形状変更やアプリ名の非表示が可能に
- 通常はダークモードに対応していないアプリにも暗い配色を適用する「拡張ダークテーマ」を搭載
- アニメーションやアイコン、クイック設定パネルなども最新のAndroidに準拠
アプリと操作性の改善
初期設定時にシステムテーマを選択できるようになりました。システムアップデートの画面も刷新され、必要な情報を一目で確認できるようになっています。
- 標準ギャラリーアプリ「Canvas」に、基本的な切り抜きや回転などの編集機能を追加
- 標準ブラウザ「Jelly」で、InstagramやSpotifyなどのWebアプリ版をショートカットとして利用可能に
- 画面録画のUIを改善し、HEVC形式での高画質かつ小容量の録画に対応
端末の延命手段としての価値
LineageOSはこれまでも、利用者が愛用する端末の寿命を延ばす手段として評価されてきました。今回のバージョンでは、技術製品全般の価格高騰を背景に、その意義がさらに高まっていると指摘されています。
公式サポートの終了が近い古い端末にLineageOS 24を導入することで、セキュリティ更新を受けながら性能を維持できる可能性があります。同プロジェクトは、対応端末の一覧を公式サイトで公開しているとしています。
![LineageOS 24 review: Easier than ever to recommend [Video]](/_next/image?url=https%3A%2F%2F9to5google.com%2Fwp-content%2Fuploads%2Fsites%2F4%2F2026%2F10%2FLineageOS-24-logo.jpg%3Fquality%3D82%26strip%3Dall%26w%3D1600&w=3840&q=75)