AI(人工知能)5分で読めます

NVIDIAが音声認識モデル「Nemotron 3.5 Transcribe」を公開、8人同時発話にも対応

AI要約複数の情報源を統合して作成しています

NVIDIAが音声文字起こしモデル「Nemotron 3.5 Transcribe」をオープンソースで公開しました。40言語に対応し、最大8人の話者を同時に識別できるのが特徴です。

NVIDIAが音声認識モデル「Nemotron 3.5 Transcribe」を公開、8人同時発話にも対応

NVIDIAは、音声文字起こし用の大規模モデル「Nemotron 3.5 Transcribe」をオープンソースで公開しました。40言語の文字起こしに対応し、最大8人が同時に話す場面でも話者を識別できるのが特徴です。会議の議事録作成やインタビュー番組の文字起こしなど、実務での利用を想定しています。

ポイント

  • 総パラメータ数は約340億、推論時に有効になるのは43億
  • 1回で最大1時間の連続録音を処理できる
  • 40言語の文字起こしと、うち31言語と英語の双方向翻訳に対応
  • 最大8人の話者を同時に区別し、発話の帰属を判定
  • 英語の音声認識ベンチマーク「Open ASR」で平均単語誤り率5.33%

アーキテクチャと処理能力

Nemotron 3.5 Transcribeは、複数の専門家モデルを組み合わせるMoE(Mixture of Experts)アーキテクチャを採用しています。総パラメータ数は約340億で、各推論で実際に使われるのは43億です。計算効率を保ちながら高い推論能力を確保する設計です。

音声処理では、1回で最大1時間の連続録音ファイルを扱えます。長時間の音声や会議の議事録、インタビュー番組の文字起こしに対応します。

多言語対応と話者分離

対応言語は40種類で、そのうち31言語と英語の間の双方向翻訳もできます。国際的なコミュニケーションや多言語コンテンツの処理に幅広く使えるとしています。

音声認識で課題とされてきた複数人の会話にも対応します。最大8人の話者を同時に区別し、リアルタイムでどの発話が誰のものかを判定できます。

ベンチマーク結果

英語の音声認識評価「Open ASR」では、平均単語誤り率(WER、認識結果が正解とどれだけ異なるかを示す指標)が5.33%でした。同種のオープンウェイトモデルの中で首位だとしています。

非ストリーミング方式のテスト「Artificial Analysis」では、単語誤り率が2.8%まで下がり、オープンソースのランキングで1位に並びました。

NVIDIAは今回のモデルについて、大規模なパラメータと話者分離能力、多言語性能により、開発者や音声技術の分野に新たな基盤を提供するものだと位置づけています。

出典元記事を読む(AI(人工知能))
LINEX
NihonTechHub

NihonTechHub

技術系ジャーナリスト

日本の最新テクノロジーやスタートアップ情報を発信するプラットフォームです。国内外のイノベーションをつなぎ、未来を切り開くための知識とインスピレーションを提供します。

Tools

NihonTechHub ソフトウェア · 私たちが開発した便利なツールとソフトウェア

Google Drive ダウンローダー

閲覧専用ファイルの簡単ダウンロード

Google DriveのView-only(閲覧専用)ファイルを簡単にダウンロードできるツールです。PDF、Docxファイルに対応しています。

PDF 対応済みDocx 対応済み無料で利用可能

この機能はNihonTechHubアプリでもご利用いただけます(Android・iOS対応)

App

無料

外出先でも最新のテクノロジーニュースをチェック!リアルタイム通知とパーソナライズされたニュースフィードを受け取るにはアプリをダウンロードしてください。

  • ・リアルタイム更新
  • ・プッシュ通知
  • ・カスタマイズ可能