NVIDIAのCEO、ジェンスン・フアン氏は欧州を訪問し、13日に20億ドル(約3100億円)を追加投資すると発表しました。同社は過去1年間で欧州に80億ドル(約1兆2400億円)を投資しており、今回の追加はその継続となります。世界最大のAI半導体メーカーである同社は、AIアプリケーションの発展を促すと同時に、自社製チップの需要拡大につなげる狙いです。
ポイント
- NVIDIAが欧州に20億ドル(約3100億円)を追加投資
- 過去1年間の欧州投資額は80億ドル(約1兆2400億円)に達する
- フランスの新興企業4社に出資
- オープンソースモデルと「実体AI」を重視
- フアン氏はマクロン仏大統領と会談、ロンドンとベルリンも訪問予定
フランス大統領との会談と欧州への呼びかけ
フアン氏は今回の訪問でフランスのマクロン大統領と会談し、フランスでの投資、オープンソースソフトウェア、AIの安全性について意見を交わしました。また、ロンドンとベルリンへの訪問も予定しています。パリでの最初のイベントで同氏は「欧州はこの競争に参加しなければならない」と述べました。
オープンソースと実体AIへの注力
フアン氏は、欧州がオープンソースモデルを活用して米国に追いつくことを推奨しています。オープンな重みはコストが低く、言語や「技術主権」のニーズに合わせてカスタマイズできるためです。NVIDIAはフランスのMistral AIにとって重要なパートナーであり、資金とチップを提供しています。Mistral AIは4000個のGrace Blackwellを活用して最新モデル「Le Chonk」を開発しました。
出資先のフランス新興企業4社
今回の投資では、以下のフランスのスタートアップ4社にも資金を投入しました。
- 医療予約プラットフォームのDoctolib
- 企業向けAI管理ソフトウェアのPigment
- AIを化学素材に応用するEntalpic
- ロボティクス技術に特化したGenesis AI
NVIDIAはこれらの出資を通じ、欧州のAIエコシステムの強化を図る方針です。