OpenAIは、インドで導入した手頃な価格のChatGPTサブスクリプションプランをインドネシアでも開始したと発表しました。インドネシアでは、月額7万5000ルピア(約700円)で利用できるということです。
ChatGPT Goプランは、OpenAIの無料版と月額約3100円のChatGPT Plusプランの中間に位置するサブスクリプションオプションです。このプランでは、質問やプロンプトの送信、画像生成、ファイルアップロードの使用制限が無料版の10倍に設定されているとしています。また、過去の会話をよりよく記憶し、時間とともにより個別化された応答が可能になるということです。ChatGPTの責任者であるニック・ターリー氏がSNS「X」で述べています。
ターリー氏によれば、インドでChatGPT Goプランを導入して以来、有料会員数が2倍以上に増えたということです。
この動きにより、OpenAIはGoogleとの直接競争に入ることになります。Googleは今月初めにインドネシアで同様に価格設定されたAI Plusサブスクリプションプランを開始しました。GoogleのAI Plusプランでは、Gemini 2.5 Proチャットボットへのアクセスや、Flow、Whisk、Veo 3 Fastといった画像や動画作成ツールが利用できるということです。また、GoogleのAIリサーチアシスタントNotebookLMの強化機能や、Gmail、Docs、SheetsへのAI機能の統合、さらに200GBのクラウドストレージが含まれています。