アップルは新型のAirPods Pro 3を発表しました。AirPods Pro 3は、単体での使用時間が前モデルのAirPods Pro 2よりも最大2時間長くなったとしています。
しかし、ケースを含めた総バッテリー寿命は実際には短くなっているということです。アップルによれば、AirPods Pro 3はケースを含めて24時間の再生時間を提供するとしていますが、AirPods Pro 2は30時間持続するということです。これは約20%の減少にあたります。
そのため、連続して音楽やポッドキャストを聞く場合にはAirPods Pro 3が優れているものの、充電器から離れているときにはAirPods Pro 3のケースのバッテリーがより早く消耗するということです。
アップルがAirPods Pro 3のケースにより小さい容量のバッテリーを搭載したようです。ケースのサイズはAirPods Pro 2とほぼ同じですが、重さは50.8グラムから44グラムに減少しています。これにより、AirPods Pro 3のケースの内部バッテリー容量が大幅に小さくなっている可能性があります。また、Find My機能のためにU2チップを搭載しており、これがより多くの電力を消費するか、物理的に大きくてバッテリーを小さくせざるを得なかった可能性もあります。
そのため、アップルの公表した数値に基づくと、新型AirPods Proのケースはより頻繁に充電が必要になると予想されます。AirPods Pro 2のケースは最大4回の充電が可能でしたが、AirPods Pro 3のケースは2回のフル充電にとどまるかもしれません。
これにより、総再生時間は30時間から24時間に減少します。
一方、単体での使用時間を見てみると、AirPods Pro 3のイヤホンは最大2時間の追加連続再生時間を提供し、アクティブノイズキャンセリングを使用しても優れています。
新しい心拍センサーを使用しても、AirPods Pro 2よりも約30分長いバッテリー寿命を得ることができ、補聴器の透明モード機能を使用する場合でも、AirPods Pro 3では最大10時間のバッテリー寿命が期待できるということです。