AltStoreは、シリーズA資金調達ラウンドで約6億円(400万ユーロ)を調達し、新たに3か国へのプラットフォーム拡大を発表しました。これにより、オーストラリア、ブラジル、日本でのサービス展開を年内に開始する方針です。
AltStoreは2019年に初めて登場しましたが、最近では欧州連合のデジタル市場法(DMA)の影響もあり、人気が急上昇しています。この法律により、Appleは地域内での代替アプリストアとサイドローディングを許可することを義務付けられました。
AltStore PALというEU向けバージョンの導入により、ユーザーはAppleのApp Storeでは通常入手できないアプリをインストールできるようになりました。これには成人向けアプリやFortnite、100以上の独立系開発者が採用したセルフパブリッシングツールを利用したタイトルが含まれます。
規制の緩和がAltStoreの拡大を後押ししています。AppleのApp Storeの慣行に対する規制の目が各国で強まる中、AltStoreはこの動きを活かし、よりオープンなマーケットプレイスへのシフトを図っています。
今回の資金調達はPace Capitalによるもので、さらにClipboardのCEOであるマイク・マキュー氏が取締役に加わることも発表されました。
また、AltStoreはActivityPubとフェディバースを採用し、独自のMastodonサーバーを用意します。これにより、開発者とユーザーがより直接的にコミュニケーションを取ることができるとしています。
テストット氏はTechCrunchのインタビューで、「MastodonアカウントやThreadsアカウントを持っていれば、これらのアカウントをフォローすることができます。私たちのMastodonサーバーからの情報源をフォローすることで、タイムラインにアプリの更新情報が表示されるでしょう」と述べています。
さらに、AltStoreは6億円の一部をコミュニティに還元し、Mastodon gGmbHに約5,000万円(300,000ドル)、Bridgy Fed by A New Social、Ivory + Phoenix by Tapbots、Tapestry by The Iconfactory、mstdn.social、Akkoma、PeerTube、BookWyrm、Fedifyに寄付を行う予定です。
