Appleは、同社最大の映画である「F1 The Movie」の公開に伴い、自社エコシステム全体でのプロモーションを強化する方針です。このキャンペーンに新たに参加したのは、Apple Fitness+です。
今週、Apple Fitness+は、ブラッド・ピットが主演するAppleオリジナル映画にインスパイアされた新しいワークアウトと「Time to Walk」エピソードを発表しました。これは、Appleが自社のサービスをエンターテインメントの推進に活用する最新の例であり、触覚トレーラーやApple Walletのプッシュ通知も含まれています。
新たに追加されたFitness+のコンテンツは、ジムに通う人から初心者まで、誰でも利用できるように設計されているということです。しかし、今回のクロスオーバーはF1の盛り上がりを活用しており、Appleがこれまでに行った中で最も注目度の高いFitness+のタイインの一つとしています。
また、Appleが「F1 The Movie」を単なる一度限りの作品としてではなく、縦に統合されたブロックバスターとしてどこまで推進できるかの興味深い試験と見ていることを示しています。それが興行収入の成功につながるかどうかは別の問題です。
「F1 The Movie」は、6月25日から国際的に公開され、6月27日にはアメリカの劇場やIMAXで全国公開されます。
Apple TV+は月額9.99ドル(約1,550円)で利用可能で、「テッド・ラッソ」や「セヴェランス」、「ザ・スタジオ」、「ザ・モーニングショー」、「シュリンキング」、「シロ」などの人気テレビ番組や映画を提供しています。