Appleは、watchOS 26で新たなジェスチャー操作「リストフリック」を導入したと発表しました。これにより、Apple Watchのハンズフリー操作がさらに便利になったということです。
最近のwatchOSでは、ハンズフリー操作を意識した新たなジェスチャーが追加されています。2023年にApple Watch Series 9で初めて導入された「ダブルタップ」に続き、今年は「リストフリック」が新たに追加されました。
「ダブルタップ」は、これまで信頼性に課題がありましたが、改善が進んでいるとしています。それに対し、「リストフリック」は、watchOS 26の中で特に注目される追加機能の一つとなっています。この新しいジェスチャーは、手首を素早く後ろに振ってから前に戻すことで、さまざまなコンテンツを素早く消去できるというものです。
「リストフリック」を使うことで、通知を消去したり、アプリを閉じたりすることが可能です。これまではデジタルクラウンを押す必要がありましたが、今では手を使わずにアプリを閉じて、すぐにウォッチフェイスに戻ることができるようになりました。
また、タイマーやアラームを消音にする際にも「リストフリック」が便利です。特にタイマーは、手がふさがっているとき、例えば食器を洗っている最中などに鳴ることが多いため、この機能が役立つとしています。
「リストフリック」は、Apple Watch Ultra 3および2、Apple Watch Series 11、10、9、そしてApple Watch SE 3で利用可能です。
watchOS 26で「リストフリック」を使用したことがあるかどうか、コメントでお知らせください。
