OpenAIは、ChatGPTがSpotifyやCanvaなど複数のアプリと連携する新機能を発表しました。この機能は、今年後半に予定されているより広範な展開に先立って導入されるということです。
この新機能により、EU以外の地域でFree、Go、Plus、Proの各プランの加入者は、ChatGPTとの対話を通じてBooking.com、Canva、Coursera、Figma、Expedia、Spotify、Zillowなどのアプリと英語で連携できるということです。
Spotifyとの連携では、プレミアムおよび無料プランのユーザーがアカウントを接続し、「Spotify, ...」というプロンプトで始めることで、ジャンルやムード、アーティストに基づいたポッドキャストの提案やプレイリストの作成が可能になります。
Spotifyのグローバルヘッドであるステン・ガーマーク氏は、「Spotifyのビジョンは常にユーザーのそばにいることです。ChatGPTとの連携により、ファンがアーティストやクリエイターといつでも会話を通じてつながる強力な方法を提供します」と述べています。
Canvaとの連携では、ユーザーがテキストドキュメントなどのファイルをアップロードし、ChatGPTとCanvaが協力してプレゼンテーションやピッチデッキ、ポスターなどを作成することができます。
また、ExpediaとBooking.comとの連携では、自然言語で検索結果を絞り込み、地図やカルーセルで結果を表示するなど、迅速に旅行計画を立てることが可能です。
OpenAIは、初期のパートナーサポートに加えて、新しいApps SDKのプレビューを発表しました。今年後半には、より多くのサードパーティ開発者へのアクセスが計画されています。Anthropicのモデルコンテキストプロトコル(MCP)を基に構築されたこのSDKは、開発者がChatGPTとカスタム統合を作成することを可能にします。
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