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2025年8月17日
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Appfigures: ChatGPTアプリ、2025年に収益673%増加

Appfiguresの報告によると、ChatGPTアプリは2025年に前年比673%の収益増加を達成しました。インドがダウンロード数で首位を占めていますが、収益ではアメリカが約40%を占めています。

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技術系ジャーナリスト
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Appfiguresの新しい報告によりますと、ChatGPTアプリは主要なAIアシスタントアプリの中で、1ダウンロードあたりの収益で首位に立っていると発表しました。

この報告によると(TechCrunch経由)、2023年5月のリリース以来、ChatGPTアプリはiOSとAndroidを通じて、世界中で20億ドル(約3100億円)の消費者支出を生み出し、2025年だけで前年比673%の急増を記録したということです。

Appfiguresはまた、今年に入ってからこのアプリが3億1800万回ダウンロードされたとし、昨年の同時期と比べて2.8倍の増加だとしています。

インドは生涯インストール数で首位に立ち、全体の13.7%を占めています。アメリカがこれに続き、10.3%を占めています。しかし、支出に関しては、アメリカのユーザーがこれまでのアプリ収益の約40%を占め、1ダウンロードあたりの平均支出は10ドル(約1550円)に達しています。ドイツは5.3%で、これに次いでいます。

ChatGPTはまた、インストールあたりの生涯収益で世界首位に立ち、平均2.91ドル(約450円)となっています。続いて、Claudeが2.55ドル(約400円)、Grokが0.75ドル(約120円)、Copilotが0.27ドル(約40円)です。

TechCrunchが指摘するように、Grokのモバイルでの遅い登場が、ユーザーあたりの生涯収益の合計が低い要因かもしれません。xAIが2023年11月にチャットボットを立ち上げた一方で、Grokが独立したiOSアプリを手にしたのは2025年1月で、その後3月にAndroid版がリリースされました。

GrokとChatGPTに関して言えば、今回の報告は、イーロン・マスク氏がAppleがOpenAIを不公平に優遇していると非難した数日後に発表されました。マスク氏は、他のどのチャットボットもApp Storeのチャートでトップに立つことが「不可能」だと主張しました。

この主張はすぐに(Grok自身も含めて)否定されましたが、今回のデータはその差がどれほど大きいかを示しています。2025年において、ChatGPTはモバイル収益で13億5000万ドル(約2兆900億円)を得ており、2位のGrokの2560万ドル(約40億円)を53倍も上回っています。

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