サムスンの新型Galaxy Watch 8とWatch 8 Classicが、最新のAndroid 16ベータ版と互換性の問題を抱えていることが明らかになりました。インド政府は、これによりユーザーがデバイスをペアリングできないケースがあると発表しました。
Galaxy Watch 8シリーズは、One UI Watch 8を搭載し、Wear OS 6で動作しています。これはWear OS 6を搭載した初のデバイスであり、ユーザーインターフェースがよりスムーズになったと報告されています。
しかし、Android 16 QPR1ベータ版を搭載したデバイス、特にPixelシリーズでは、ペアリングができない問題が発生しています。この問題は、Pixel 8aでAndroid 16 QPR1 Beta 2.1を使用している際に初めて確認されました。また、Pixel 9 Pro Foldでも同様の問題が報告されています。
具体的には、Galaxy WearableアプリがWatch Managerプラグインのダウンロードを試みる際に失敗し、アプリがクラッシュするということです。このため、ペアリングプロセスが再度開始され、場合によってはWatch 8が再起動する必要があります。
サムスンは、Galaxy Watch 8またはWatch 8 Classicを購入する際には、Androidの公開版で使用することを推奨しています。公開版では、Pixelなどのデバイスで問題なく動作し、機能の一部が制限されるものの、全体としては大幅なアップグレードであるとしています。