サムスンの新型折りたたみスマートフォン、Galaxy Z Flip 7が耐久テストで高い評価を受けたと発表しました。毎年、新しい折りたたみモデルが登場するたびにサムスンの技術が問われますが、改善が続いているということです。
今年のGalaxy Z Flip 7は、昨年のモデルと比べて外部ディスプレイが全面に配置された点が大きな違いです。これにより、デバイスはやや脆弱になりますが、Gorilla Glass Victus 2が画面全体を覆っているとしています。
耐久テストでは、JerryRigEverythingがGalaxy Z Flip 7を様々な試験にかけました。火によるディスプレイの加熱テスト、硬度の異なる傷テスト、ポケットサンドテストなどが含まれます。
カバーのディスプレイは硬度6で傷が付き始め、硬度7でより目立つ傷が確認されました。Gorilla Glass Victus 2は、テスト中に傷を防ぐのに優れていることが証明されましたが、鍵と一緒にポケットに入れないよう注意が必要です。
内部ディスプレイは大きな変更がなく、サムスンは柔らかいフレキシブルガラスと取り外し不可のプラスチック製スクリーンプロテクターを使用しています。プラスチックカバーは、予想通り硬度2で簡単に傷が付きます。
注目すべきは曲げテストです。Galaxy Z Fold 6やFold 5と同様に、Flip 7は認識不能なほど曲げられても破損しませんでした。サムスンのヒンジ技術は進化しており、不適切な使用での破損を防ぐための取り組みが進んでいるようです。ただし、適切な使用でもヒンジ部分にひびが入ることがあると報告されています。
サムスンによれば、Galaxy Z Flip 7は50万回の折り畳みに耐えるとされています。これは、Flip 5やFold 5の20万回からの大幅な向上です。
Galaxy Z Flip 7とFold 7は、サムスンから現在購入可能で、下取りクレジットも利用できるとしています。