Gboardは、Android向けに新しいショートカット機能「フリックキーで記号入力」を導入したと発表しました。この機能により、キーを下にスワイプすることで、素早く数字や記号を入力できるようになるということです。
この機能を有効にするには、Gboardの設定で「設定」>「プリファレンス」>「ショートカット」から「フリックキーで記号入力」を選択し、キーをタッチして下に引っ張ることでヒント付きの記号を入力できるように設定します。
例えば、Q、W、E、R、T、Y、U、I、O、Pの各キーを下にスワイプすると、1から0までの数字を入力できます。この際、キー内の文字は短時間で数字に置き換わり、滑らかなアニメーションで表示されます。
この機能は、「キーを押し続けて記号を入力」を有効にすることでより効果的に使用できます。この設定により、次の2行の文字に対応する隅の記号が表示されるということです。
ただし、指が文字の長方形の境界を離れると、スワイプ入力を誤って起動してしまう可能性があるため、慣れるまでに時間がかかるかもしれません。数字を入力するために長押しショートカットを使い続けるという方針もあります。
「フリックキーで記号入力」はデフォルトでは無効になっており、Gboardの最新安定版であるバージョン16.2で広く展開されているようです。