Googleは、Gmailのアンドロイド版において、M3エクスプレッシブデザインを全面的に適用することを発表しました。これにより、メール一覧において各メールが個別のコンテナに配置される形となります。
M3エクスプレッシブデザインは、Googleが5月に初めて発表し、その後広く展開されたデザインで、受信トレイやその他のリストを一つのコンテナにまとめるものです。最新の更新では、各メールが独自のコンテナに配置され、リストビューにはアイテム間に小さな隙間が生じ、最初と最後のメッセージにはより明確な曲線が特徴的です。
また、画面の左右には境界線が設けられ、下部バー、ハンバーガーボタン、アカウント切替ボタンには一体化した背景レイヤーが採用されています。
このデザインを採用したユーザーは、旧式の結合された検索アプリバーが見られる初期展開とは異なり、GoogleドライブやKeepと同様のデザインを目にすることができます。
このコンテナは、Gmail内の他のM3エクスプレッシブ要素、例えばバブル状のスワイプアクションアニメーションやメッセージ下部の目立つ返信・転送ボタンと組み合わされています。
全体として、Googleは今後もさまざまな側面をM3エクスプレッシブで更新していく方針です。なお、Gmailにおいては、現時点で作成画面やホーム画面のウィジェットに変更はありません。