Googleは、AIモードに新たに4つの大きな機能を追加すると発表しました。これには、Search Liveでの動画機能やCanvas機能などが含まれています。
AIモードでは、テキストに加えて画像やPDFファイルをアップロードできるようになります。画像のアップロードはモバイルで既に利用可能ですが、PDFは「これらの文書に関する詳細な質問をし、その文脈を検索に取り入れる」ことができるようになります。アップロードされたファイルは、ウェブ上の関連情報と照合されるということです。この機能は数週間以内に安定版として提供される予定で、将来的にはGoogleドライブを含む他のファイル形式もサポートする方針です。
Geminiアプリと同様に、AIモードにはCanvas機能が追加され、複数のセッションにわたって計画を立てたり情報を整理したりすることができる動的なサイドパネルが備わります。たとえば、試験のための学習計画を作成したい場合、AIモードに質問し、「Create Canvas」ボタンをタップすることで開始できます。Googleは、Canvas機能を使って学習ガイドを作成したり旅行計画を立てたりすることを推奨しており、生成されたテキストの一部をハイライトして追質問や編集が可能です。
また、新しいアップロード機能により、クラスノートやコースシラバスなどのファイルからの文脈を活用して学習ガイドをカスタマイズすることも可能になります。この機能は、AIモードLabs実験に登録している米国のデスクトップウェブユーザー向けに、数週間以内に提供される予定です。
さらに、Search Labsの新機能として、Search Liveでの動画入力が追加されます。先月の音声機能に続き、GoogleはAIモードに現実世界で見ているものを表示できる機能を提供します。最新のGoogle Lensのデザインから「Live」タブを選択することで起動可能です。Search Liveの動画機能は、今週から米国のAndroidとiOSのテスター向けに提供されます。
最後に、AIモードがデスクトップ版ChromeのGoogle Lensに導入されます。Chromeのアドレスバーをクリックすると、「このページについてGoogleに質問する」チップが表示されます。これにより、ページの一部を選択し、通常のAI概要がサイドパネルに表示されます。近く「Dive deeper」AIモードボタンも下部に表示される予定です。