Googleは、Androidの「Circle to Search」において、AIモードに対応した新しいデザインをテストしていると発表しました。この新デザインでは、初回の検索結果として従来通りの10件の青いリンクが表示されますが、その後のクエリはAIモードで処理されるということです。画面下部には新しい検索バーが配置され、左上にはグラデーションの「G」ロゴが表示されます。画面右下にはフィードバックを送るためのアイコンが浮かんでおり、これを閉じることができます。
「何でも聞いてください」と書かれたマイクアイコンをタップすると、AIモードが起動し、Nano Bananaへのアクセスが可能なメニューが表示されます。このメニューには、Circle to Searchのコンテクストを維持したまま、提案されたクエリのリストが表示されます。プロンプトの後、完全なAI体験が提供されるということです。
これまでの数年間、GoogleはAndroidの検索アプリで画面下部に検索バーを配置するデザインを試してきましたが、これは正式にはリリースされていませんでした。しかし、AI時代においては、画面下部の検索バーへの切り替えがチャットボットを連想させるため、Googleは「Circle to Search」とAIモードでこのデザインを採用する方針です。
この新しいデザインは、最新のGoogleアプリのベータ版(バージョン16.47)で確認されていますが、安定版にはまだ反映されていないということです。
