Googleは、Android版Google HomeのメディアコントローラーをMaterial 3デザインに刷新すると発表しました。この新デザインは、昨年11月にプレビューされており、ユーザーインターフェースの信頼性とパフォーマンスを向上させるとしています。
ユーザーは「お気に入り」または「デバイスタブ」から、スマートディスプレイ(Nest Hub)、スピーカー、Android/Google TVデバイスを選択できます。
このデザイン刷新では、Pixelの通知シェードから直接取り入れられた「再生中カード」が導入されます。視聴中または聴取中のコンテンツは中央に表示され、右側には再生/一時停止ボタンがあります。昨年の発表では、Androidメディアコントロールのような「鮮やかなアートワーク」が示されていましたが、現時点ではライブでの表示は確認されていません。しかし、フォトフレームのプレビューが表示されます。
カードの下部にはタイムラインスクラバーが表示され、その両側には前後のボタンがあります。その下には、円形バージョンに代わるボリュームスライダーがあります。
Google TVデバイスには「リモートを開く」ショートカットが追加され、「キャストを停止」または「画面をキャスト」するための全幅ボタンや、関連アプリを開くボタンもあります。Nest Hub Maxでは「Nest Camを見る」ことができます。アクティブなボタンはピル型で、非アクティブなコントロールは丸みを帯びた長方形で、動的カラーが活用されています。
当時、Googleはこの「使いやすいインターフェース」の「高速パフォーマンス」を予告していました。
Google Homeのバージョン3.35のリリースノートでは、これを「キャストコントローラの刷新」としており、現在Androidユーザー向けのパブリックプレビューで提供中です。「UIの信頼性とパフォーマンスを改善し、Google Homeアプリの最新デザイン基準に合わせています」としています。
このメディアコントローラーのデザイン刷新は、Android版Google Home 3.37のパブリックプレビュープログラムで確認されていますが、iOSではまだ利用できません。