Googleの新しいスマートフォン「Pixel 10」シリーズが、前モデルよりも厚く重くなると発表しました。これにより、同シリーズにQi2規格の磁石が搭載される可能性が高まっています。
これまでの報道によると、Pixel 10シリーズはPixel 9シリーズと比較して若干厚くなるとされています。厚さの違いは微細であり、全体的な重量も数グラム増加するということです。増加した重量の主な理由として、バッテリー容量の拡大が挙げられています。
具体的な数値としては、Pixel 9とPixel 10のそれぞれのモデルで、わずかながら厚さと重量が増加していることが確認されています。たとえば、Pixel 10 Pro XLはPixel 9 Pro XLと比較して、バッテリー容量が約2.5%増加した一方で、重量は5%増加しています。
また、Qi2規格に関する情報も出てきています。GoogleはQi2規格の「Qi2 Wireless Charging」サポートを計画しており、磁石を活用した新しい「Pixelsnap」アクセサリーのエコシステムを展開する方針です。このエコシステムには「チャージャー」や「リングスタンド」などが含まれ、AppleのMagSafeチャージャーに似た磁石式のワイヤレスチャージャーが含まれるとされています。
さらに、Googleの公式ケースには磁石が内蔵されることがリークされており、これが本体に磁石が内蔵される可能性を高めています。Googleが自社製の磁石アクセサリーを販売することや、Qi 2.2.1標準のアップデートが発表されたことが、Pixel 10シリーズにQi2規格を完全に統合する計画を示唆しています。
GoogleのPixel 10シリーズが磁石を内蔵するかどうか、正式な確認はまだされていませんが、8月20日の発表イベントでさらなる情報が公開される見込みです。