Googleは、AIモードを英国で導入すると発表しました。これは、今月初めにアメリカとインドでの導入に続くものです。
AIモードは、検索結果ページの上部に表示されるAI概要とは異なり、より「Gemini」アプリやチャットボットに似た体験を提供するということです。Googleによると、画像を含むプロンプトは複数の部分に分かれることがあり、質問は従来の検索クエリの2倍から3倍の長さになることが多いとしています。
このモードは、「探索的な質問や製品の比較、旅行の計画、複雑な手順の理解などの複雑なタスク」に適しているとしています。さらに、フォローアップの質問も可能です。
たとえば、「今週末、友人とエディンバラで何をするか。私たちは美食家で音楽が好きですが、リラックスした雰囲気や未踏の地を探索するのも好きです」や「渡り鳥はどのようにして行く場所を知るのか」といった質問ができるということです。
AIモードは、Gemini 2.5のカスタムバージョンによって支えられ、クエリのファンアウト技術を使用して質問をサブトピックに分解し、同時に複数の検索を行う方針です。その後、ハイライトされたリンクとともに回答がまとめられます。
ウェブ上では、google.com/aimodeに直接アクセスしてクエリを入力することができます。あるいは、検索結果ページの左上に新しい「AIモード」フィルターがあり、通常の検索体験からすばやく切り替えることができます。
AndroidとiOSのアプリでは、AIモードがメインタブの上部に表示されます。また、ホーム画面の検索ウィジェットにAIモードのショートカットを追加することも可能です。
Google AIモードは、本日より英国で展開を開始します。