Googleは、欧州のNestサーモスタットユーザー向けにGoogleホームアプリの機能強化を行うと発表しました。これは、先月のスケジューリング機能の導入に続くものです。
具体的には、欧州のNest Learning Thermostats 3rd Gen UK/EUの所有者に向けた4つの大きな改善が含まれています。なお、Googleは欧州向けのNestサーモスタットの製造を中止しているということです。
これらの新機能は、Nest Thermostat Eの欧州ユーザーにも提供される予定です。
一方、スマートヒーターやミニスプリット、窓用エアコンなどの「非サーモスタット型気候デバイス」では、フルスクリーンページでの温度やモードの制御が拡張されるとしています。例えば、エアコンではモード変更や省電力機能の利用が可能になります。これは、MatterおよびWorks With Google Homeに対応するデバイスで利用可能です。
また、Googleホームアプリの「お気に入り」タブでは、屋外の天気(温度+状況)や空気質(AQI)のタイルを固定でき、自宅の環境に関する情報を提供するということです。さらに、サーモスタットの制御ページでも屋外の温度が表示される予定です。
最後に、今回発表されたすべての更新は「数週間以内」に展開される予定であり、Nestアプリからの移行を促進することが目的とされています。