Appleは、iOS 26.2のベータ版で「レベル」ツールに新しいリキッドグラス効果を追加したと発表しました。この新しい視覚効果は、Measureアプリ内でのインターフェースに適用されています。
Appleは、WWDC25で発表したリキッドグラスの視覚コンセプトを、iOS全体にさらに統合する方針です。iOS 26.2の開発者向けベータ版2では、Measureアプリの「レベル」ツールと「メジャー」ツールのインターフェースにリキッドグラスの視覚的要素が追加されています。
具体的には、水平線を横切る際に色収差が表示され、背景のグリッドに歪み効果が適用されます。また、床や天井に対してレベルを確認する際には、以前の平らな円の代わりに2つのリキッドグラスの円が表示されます。
この効果により、円の中の背景グリッドや画面上のレベル数値が歪み、レベルインジケーターが0度に近づくにつれて有機的に融合します。
Measureアプリ内の「メジャー」ツールと「レベル」ツールは、iPhoneのネイティブ機能の中で最も広く使われているわけではありませんが、「レベル」ツールのリキッドグラス効果は視覚的に非常に魅力的です。
iOS 26.2の公式リリースに先駆けて、Appleがさらにこれらの機能を調整するのか、あるいは「メジャー」ツールにもリキッドグラスの要素を追加するのかは今後の動向を見守る必要があります。
11月17日午後3時15分(ET)更新:iOS 26.2のベータ版3では、水平線を横切る際に正確な傾斜値が見えにくいというユーザーからの主な苦情に対処しました。「レベル」ツールは、水平線を横切る場合でも常に数値を表示するようになっています。
