アップル社は、2025年第4四半期の決算発表において、iPhone 17シリーズが中国で好評を得ていると発表しました。これに関して、Counterpoint Researchが新たなデータを公表しました。
9月19日以降、中国の消費者に販売されたiPhoneの約5分の4がiPhone 17シリーズであるということです。アップル社のティム・クックCEOは、特定の国や地域での販売実績については通常控えめですが、中国市場でのiPhone 17シリーズの好調な販売については特に自信を持っていると述べています。
クックCEOは、iPhone 17シリーズが中国で非常に良い評価を受けており、2026年第1四半期には成長に戻ると信じているとしています。さらに、四半期の中国での「控えめな」パフォーマンスについて、需要不足ではなく供給制約が原因であると説明しました。
また、最近の政府補助金が中国での売上向上に寄与したものの、新しいiPhoneの需要は補助金の対象外の商品でも自立していると述べました。
ロイター通信によると、Counterpoint Researchの報告では、iPhone 17シリーズの発売後1か月間で、前年同期比で22%の売上増加が見られたとしています。これは、中国のスマートフォン市場全体が2.7%減少した中での成果です。
この報告によれば、昨年のiPhone 16の発売後1か月間では、中国でのiPhone売上は5%減少しており、今年の22%の増加は特に注目に値するとされています。
