2018年、AppleはiPadOSとmacOSを統合する計画はないと発表しました。それ以来、この方針を維持しています。しかし、一部のMacユーザーはタッチスクリーンのMacBookを望み、iPadユーザーはよりMacに近い体験を求めています。そんな中、あるYouTuberが両者を組み合わせた装置を開発したということです。
YouTuberの舒灿氏は最新の動画で、世界初の「iPadBook」を紹介しました。これは、M4 iPad ProをヘッドレスのM1 MacBook Airのベースに取り付けたものです。両者は3Dプリントされた磁気ドック「MagBaka」で接続されています。
このドックにより、iPadOSまたはmacOSを選択して使用でき、タッチ操作やApple Pencil、キーボード、トラックパッドもサポートされるということです。これらは、iPadOSのホーム画面から起動できるいくつかのショートカットを利用して実現されています。
さらに、ハードウェアも工夫されています。カスタムドックの他に、iPadとMacBook Airのベースのサイズ差を考慮し、ヒンジはキックスタンドとしても機能し、快適なタイピング角度を提供するよう設計されています。
このような装置を組み立てるには、MacBook Airを慎重に分解し、部品を取り外す必要があり、3Dプリント技術も必要です。最終的な結果は、完全なタッチスクリーンMacBookやデュアルブートのiPad/Macには至りませんが、かなり近いものとなっています。
なお、昨年Federico Viticci氏も同様のプロジェクトを行っており、その詳細なレビューも一見の価値があるということです。
このような装置を日常的に使用したいと思いますか?コメントでお知らせください。