AppleはiPhone 17シリーズにおいて、iPhone Airを新たに発表し、iPhone 16 Plusを廃止したと発表しました。これにより、両モデルの違いが注目されています。
まず、デザイン面では、iPhone AirがiPhone 16 Plusよりも薄く、軽量であるということです。また、iPhone Airは高さと幅が短くなっており、背面のカメラ部分はiPhone 16 Plusとは異なり、全幅にわたって配置されています。
新しいカラーパレットも特徴の一つです。iPhone Airはスカイブルー、ライトゴールド、クラウドホワイト、スペースブラックのシンプルな色展開となっており、iPhone 16 Plusのウルトラマリン、ティール、ピンク、ホワイト、ブラックとは異なります。
ディスプレイに関しては、iPhone Airは6.5インチのSuper Retina XDRディスプレイを搭載し、ProMotion技術も採用されています。解像度はiPhone 16 Plusよりもやや小さく、6.55インチとなっていますが、屋外でのピーク輝度は3000ニットに向上し、反射防止コーティングによりコントラストが2倍向上するとしています。
プロセッサにはA19 Proチップが搭載され、AI機能の向上が図られています。特にニューラルアクセラレータにより、機械学習や人工知能のタスクでの性能が大幅に向上するとしています。メモリは12GBに増加し、メモリ帯域幅も強化されています。
バッテリー性能はiPhone 16 Plusとほぼ同等とされており、MagSafeバッテリーアクセサリーを使用することで、より効率的な充電が可能です。20W以上のアダプターを使用することで、30分で50%の充電が可能です。
カメラ機能においては、iPhone Airはウルトラワイドカメラを搭載していませんが、48MPのFusion Wideカメラを備えています。ポートレートモードや高解像度の写真撮影が可能です。
フロントカメラには新しいCenter Stage機能が搭載され、18MPのセンサーにより、ポートレートとランドスケープの切り替えが容易になっています。ビデオ通話やセルフィー撮影時に自動でフレームを調整することが可能です。
無線通信技術にも新たな進展があります。iPhone AirはApple初の独自設計によるN1ワイヤレスチップを搭載し、Bluetooth 6や高精度のデュアル周波数GPSをサポートしています。また、インドのNavICにも対応しています。
さらに、C1Xセルラーモデムが初めて搭載され、従来のQualcommモデムに比べてエネルギー効率が30%向上し、速度も2倍になるとしています。ただし、mmWave 5Gには対応していません。
価格は256GBモデルが999ドル(約15万5000円)からで、512GBモデルは1199ドル(約18万6000円)、1TBモデルは1399ドル(約21万7000円)です。オンラインおよび店頭で購入可能です。