Appleは、ユーザーの聴覚健康を守るために、iPhoneやiPadでヘッドフォン音量制限警告を表示する機能を提供しています。しかし、この警告を表示させたくない場合、無効にする方法があると発表しました。
iOSおよびiPadOSでは、ヘッドフォンの音声露出を7日間の期間で追跡しています。世界保健機関のガイドラインに基づき、安全なリスニングレベルを超えた場合、音量を下げるよう通知が届くということです。
ヘッドフォン音量制限通知を無効にする方法
これらの警告を受け取りたくない場合、以下の手順で無効にできます。
設定メニューから「大きな音を抑える」機能もオフにすることが可能です。これにより、iOSが自動的に再生音量を下げることも防げます。
この設定を無効にすると、高音量のヘッドフォン使用に関する通知を受け取らなくなります。ただし、これらの通知は長期的な聴覚保護を目的としているため、高音量でのリスニング時には注意を払うことが推奨されています。
なぜ警告が表示されるのか
Appleの「ヘッドフォン安全」機能は、デバイスの音量レベルとリスニング時間を使用して、総音声露出を推定します。安全な限界を超えると通知が届くということです。この限界は、週に40時間以上80デシベルに相当する音量での聴取を基準としています。これらの基準は、世界保健機関の推奨に基づいており、騒音による聴覚損失を防ぐ目的があります。
ヘッドフォン安全機能を完全に無効にせずに警告を避ける方法
「ヘッドフォン安全」機能を完全に無効にせずに警告を避けたい場合、iOSでは接続されたデバイスをヘッドフォン以外のものとして分類することが可能です。例えば、カーステレオやBluetoothスピーカーに接続する際に、デバイスタイプを選択するプロンプトが表示されることがあります。「カーステレオ」や「スピーカー」などのオプションを選択することで、その音声露出が週のヘッドフォン制限にカウントされなくなります。
AirPodsやBeatsなどにも対応
この設定はAppleのヘッドフォンに限らず、AirPods Pro 2(約2万6000円)、AirPods 4(約1万5000円)、AirPods Max(約7万4000円)、Beats Studio Pro(約2万8000円)、Beats Solo 4(約1万5000円)、Beats Fit Pro(約2万3000円)などにも適用されます。接続されたオーディオデバイスに基づいて音声露出を測定するため、設定を無効にすれば、どのヘッドフォンを使用しても通知は停止します。
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