Netflixは、最新の映画「KPop Demon Hunters」が過去最高の視聴数を記録したと発表しました。これにより、Apple TV+の新しいシリーズ「KPOPPED」にとっても好機となる可能性があります。
Netflixによれば、「KPop Demon Hunters」は、これまでの最高視聴数を誇った「レッド・ノーティス」を超えたということです。「レッド・ノーティス」は、ライアン・レイノルズ、ガル・ガドット、ドウェイン・ジョンソンといったスターが出演していましたが、新作は異なる三人組を中心に描かれています。三人はアニメーションのK-popキャラクターで、歌唱力と秘密の力を持つという設定です。
「KPop Demon Hunters」は現在、2億3600万回の視聴数を記録しているということです。
Apple TV+は今週、新しいK-popテレビシリーズ「KPOPPED」を開始します。このシリーズは現地時間の8月29日金曜日に全8話で配信開始される予定です。
「KPOPPED」は、Appleがこれまであまり手を付けてこなかったリアリティ番組の新作です。2023年の「My Kind of Country」を除けば、Appleはこのジャンルにあまり注力していません。番組はPSYとミーガン・ザ・スタリオンがホストを務めます。
Appleの公式概要によれば、各エピソードで西洋のアイコンたちが自らの大ヒット曲を再構築し、トップクラスのK-popアイドルとコラボレーションして壮大なバトルパフォーマンスを披露します。そして、ソウルを拠点とするライブ観客が最優秀の新K-poppedソングを選ぶということです。
他のストリーミングサービスでリアリティ番組はしばしば大成功を収めていますが、Appleがこのジャンルにあまり注力してこなかったのは意外です。しかし、リアリティ番組はAppleの「高級」イメージには合わないかもしれません。
「My Kind of Country」はデビュー時、視聴者に大きな影響を与えなかったようですが、当時のApple TV+の加入者数は現在よりも少なかったということです。
現在のApple TV+の認知度の向上と、「KPop Demon Hunters」の成功による好機により、「KPOPPED」がヒット作となる可能性があります。
Apple TV+は月額1,999円(約2,000円)で利用でき、「テッド・ラッソ」「セヴェランス」「ザ・モーニングショー」「シロ」「シュリンキング」などのヒット作を提供しています。