Nothing Phone (3)が耐久性が高く、修理がしやすいスマートフォンであることが、JerryRigEverythingによる分解で明らかになったと発表しました。
分解の前半では、ディスプレイの前面に採用されているGorilla Glass 7iがモース硬度6で傷がつき、モース硬度7で深い溝ができることが確認されました。また、アルミニウムフレームは標準的なカッターナイフで傷がつきましたが、カメラのガラスや周囲のリングは外部からの損傷に対して良好な耐性を示しました。
視聴者が特に注目する曲げ試験では、フレームに沿ったアンテナラインの配置に疑問の声もありましたが、Nothing Phone (3)は曲げや圧力に対して非常に耐久性があることが確認されました。
動画の後半では、背面パネルの取り外しが行われ、内部構造が紹介されました。後部カメラの突起は背面ガラスの一部であり、Glyph Matrixの静電容量ボタンカバーも同様でした。内部は保護シールドで覆われており、耐久性を高めています。
特に注目されるのはGlyph Matrixの詳細な内部構造です。489ピクセルを持つこのコイン型ディスプレイは、静電容量ボタンによって表示が切り替わり、ワイヤレス充電器には通常のコイルからの切り欠きがあります。分解後に再組み立てされ、正常に起動することも確認されました。
さらに、Nothingは最新ハードウェア向けに新しいソフトウェアアップデートを提供しています。Nothing OS V3.5-250711-2047は、Glyph UIの改善やEssential Spaceの機能向上、充電速度の修正など、多数の変更を含んでいます。