Nothing社は、新型スマートフォン「Phone (3a) Lite」にFacebookやInstagramをプリインストールする方針を発表しました。これまでNothing OSは、Pixelのようにサードパーティの不要なアプリがないことが評価されていましたが、今回の発表で方針が変わることとなります。
「Phone (3a) Lite」には、初めてサードパーティのアプリがプリインストールされることになり、具体的にはTikTok、Instagram、Facebookの3つのアプリが含まれています。ただし、TikTokは一部の端末ではインストールされていない場合もあるということです。私たちが確認した端末では、Nothing社とGoogleのアプリに加え、InstagramとFacebookがインストールされていました。
これらのアプリは削除可能ですが、InstagramやFacebookの更新を行うための3つのアプリは削除できず、無効化のみ可能ということです。これらのアプリは、OnePlusの一部の端末にもプリインストールされていたことがあるとされています。
このようなアプリのプリインストールは、ハードウェアのコストを補うためのものであるとNothing社は説明しています。CEOのカール・ペイ氏は、先月サムスンに関するビデオでこの慣行について言及しており、Nothing社自身もMeta社とアプリのプリインストール契約を進めていたと見られます。
Nothing社は、このようなプリインストールは「フラッグシップ」とされない端末に限る方針です。また、「Phone (3a) Lite」は「Lock Glimpse」という機能をデフォルトで搭載しており、ロック画面に自動的に変わる壁紙と関連するオンライン記事へのリンクが表示されます。この機能は設定メニューから無効化可能です。
この方針変更について、皆さんはどうお考えでしょうか。
