スマートフォンメーカーのOnePlusが、OnePlus 13がLineageOS 23.0に公式対応したと発表しました。
これにより、OnePlus 13ユーザーはOxygen OSから解放され、より軽量でPixelに近い体験が可能になるということです。
OnePlus 13は、2025年のフラッグシップモデルとして注目されており、先月には前モデルのOnePlus 12も同様にLineageOSの対象機種に追加されました。
OnePlusのデバイスは多機能で知られていますが、サポート期間が他社のフラッグシップモデルに比べて短いことがファンの間で不満の一つとなっています。LineageOSを利用することで、OnePlus 13の利用期間を延ばすことができるとしています。
現在、OnePlus 13にはAndroid 15が搭載されており、OxygenOS 16のアップデートは一部地域でベータ版が提供されています。LineageOS 23.0は、10月初旬に発表され、OnePlus 13で利用可能となりました。
LineageOS 23.0では、Twelveミュージックプレーヤーを含む既存アプリの強化や、パフォーマンスの改善が行われています。ただし、Android 16 QPR1で導入されたMaterial 3 Expressiveの大規模な更新には対応していないということです。これは、GoogleがPixelのカーネルソースコードを迅速に公開しなかったためで、今後のリリースにも影響を与える可能性があります。
そのため、通常よりもアップデートが遅れる可能性があり、OnePlus 13にLineageOSを導入することを以前ほど簡単に推奨できない状況です。
それでも、ビルドは公開されており、ブートローダーを解除するなどの事前手順を踏めば導入可能です。
