Googleの新しいスマートフォン「Pixel 10 Pro」および「Pixel 10 Pro XL」について、100倍ズーム機能が初期設定では利用できないと発表しました。この問題は、Googleカメラアプリを最新バージョンに更新することで解決するということです。
Pixel 10 ProとPixel 10 Pro XLには、「Pro Res Zoom」という新機能が搭載されています。この機能は、遠距離の被写体にズームインできるもので、Googleの改良された光学手ブレ補正(OIS)とTensor G5の新しいカメラISPに基づいています。これにより、以前のモデルでは利用できない機能となっています。100倍ズームの画像はAIによって補完されますが、実際の使用感はさまざまであるとしています。
しかし、初期設定ではPixel 10 Proにこのオプションがないことが確認されています。今週、Damien Wilde氏が自身のPixel 10 Proで30倍ズームまでしか利用できないことを発見し、その他のユーザーからも同様の報告がGoogleのサポートフォーラムで相次いでいます。
解決策はシンプルです。Playストアにアクセスし、Googleカメラアプリを最新バージョンに更新する必要があります。また、Pixelのソフトウェアバージョンも更新することが推奨されています。セットアップ完了後に500MBから600MBの更新が可能です。すべてのアップデートが完了すると、100倍ズームが利用可能になるということです。
なお、100倍ズームはデフォルトの12MPサイズで写真をエクスポートする場合にのみ利用可能で、50MP解像度を有効にしている場合は30倍までに制限されるとしています。
また、Pixel 10はディスプレイのリフレッシュレートが60Hzに固定されて出荷されるとの報告もありますが、ほとんどのユーザーは120Hzがデフォルト設定であるとしています。もし60Hzがデフォルトになっている場合は、設定から「ディスプレイ」に進み、「スムーズディスプレイ」をオンにすることで120Hzに変更できます。
以上がPixel 10 Proに関する最新情報です。